そんなあなたに、間違いなくオススメできるのが、牧村朝子さんの「百合のリアル」という一冊。
ものスゴく読みやすくて、しかも、内容がめちゃくちゃ濃い。
レズビアン関連の本の中でも、ダントツで読む価値ある本です。
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レズビアンの本「百合のリアル」は、読書が苦手な人でも読みやすい
この本が読みやすい理由の1つは、ズバリ、設定。
話の舞台は、とある恋愛セミナー。
登場人物は、まず、レズビアンの先生。
そして、生徒は、
・ノンケ女子
・ちょっと強めキャラのレズビアン
・純粋無垢な感じのレズビアン
って感じで、バラエティに富んでます。
みんな個性的なキャラクターなのが面白くて、ついついページが進んじゃいます。
さらに、各章ごとに、ポップな漫画がある!
これも、「百合のリアル」が読みやすい理由の1つ。
読書に慣れてない人でも、かなり読みやすい本になってます。
レズビアンの本「百合のリアル」は、あなたの価値観を変えるかも
もし、あなたがネガティブに自分のセクシャリティを捉えていたら、まさにこの本を読むべき。
価値観、変わるかもしれません。
百合のリアルでは、「カテゴライズ」というものに深く触れています。
なんで、モノに名前をつけるんだろう?
こういったことを、ゆっくり考える機会を与えてくれます。
ちょっと難しい話ですが、「アイデンティティ」というものとセットで丁寧に説明してくれるので、めちゃくちゃ分かりやすい。
牧村さん、ホント説明がうまい。
そして、当たり前だって思ってたことが、当たり前じゃないって気付くことができます。
目の前の、世界がグワって広がっていく感覚。
これを、味わえます。
レズビアンの本「百合のリアル」は、法律との向き合い方も考えさせてくれる
さらに、法律の話も、分かりやすく書かれています。
例えば、「同性同士で結婚出来なくて困ること」というのが、まとめてあったり。
それに対して、どう向き合って行けばいいのかとか。
・法律変えようって、自分も動くのか。
・もしくは、どっちも選んで生きてくのか。
改めて、自分のスタンスを考える機会にもなります。
レズビアンの本「百合のリアル」では、興味深い知識がたくさん得られる
さらにさらに、百合のリアルには、レズビアン(同性愛)に関する、知識がいーっぱい載ってます。
例えば、
・動物界での同性愛
・性的指向の驚くべき多様性
・同性愛が少子化に影響を及ぼさない根拠
・日本で同性婚が認められないの最大の理由
・同性愛者の割合
などなど、
実はちゃんと知らなかった…ってことも、多いハズ。
もはや「百合のリアル」は、レズビアンならマストで読んでおきたい本
牧村さんは、言います。
「レズビアンうんぬんじゃないのよ!一番大事なこと、それはね、あなたがあなたらしく生きることよ!」
読んだらきっと、見える景色が変わってくる。
まだ読んだことない人は、ぜひ読んでみてくださいね!