(画像引用:billieholiday)
ビリー・ホリデイ(Billie Holiday)という、シンガーをご存知ですか?
彼女は、世界的に有名なジャズシンガーなのですが、その生涯は波乱万丈なものだったと言われています。
ミュージシャンとして大成功するものの、ドラッグやアルコールに溺れ、最終的には、手錠をかけられたまま病院で亡くなってしまいます。。
そんなビリー・ホリディ、男性とも結婚しつつ、女性とも関係を持っていました。
つまり、バイセクシャルだったんです。
バイセクシャルシンガー・ビリーホリディの生い立ち
Billie Holiday by Herman Leonard, 1955 pic.twitter.com/NBMvuuZlfg
— RetroCo (@Retro_Co) 2018年6月11日
1915年、ビリーホリデイは、10代の両親の元に生まれました。
家庭環境は最悪で、荒れ狂うような少女時代を送ることに。
そんな中、ビリーは、10代のうちからニューヨークハーレムのナイトクラブに出入りするようになります。
そこで、歌い始めて、1931年には、すでにプロのシンガーにっていました。
1933年には、「Riffin’ The Scotch」という曲をレコーディング。
ちょっと聴いてみてください。
この時、ビリーまだ10代なんですが、、歌声、10代のものとは思えない!!笑
こんなスゴい歌声してたら、周りが放っておくはずないですね。。
バイセクシャルシンガー・ビリーホリデイの代表曲
そこからビリーは、数々の名曲を世に出してきました。
一番有名なのは、この曲、「Strange fruit(奇妙な果実)」
この曲は、人種差別について歌った曲です。
当時、このようなテーマを扱った曲はほとんどなかったようで、しばらくはどのレーベルからもレコーディングの声が掛からなかったそう。
「奇妙な果実」とは、木にぶら下げられた、黒人の死体のこと。
そういった意味を知って聴くと、ちょっと穏やかな気持ちでは聴けません。。
バイの女優タルラー・バンクヘッドと、ビリー・ホリデイの関係
ビリーは、多くの男性とも関係を持ってきました。
そして女性とも。
なので、「ミスター・ホリデイ」とも呼ばれていたそうです。
お相手として有名なのは、女優のタルラー・バンクヘッド(Tallulah Bankhead)。
彼女も、バイセクシャルでした。
Remembering Tallulah Bankhead on her birthday pic.twitter.com/PV3f7AvIbz
— ClassicActorsOfHollywood (@CAOH110291) 2019年1月31日
1930年代に、ビリーとタルラーは出会い、1946年には恋愛関係に。
タルラーは、よくビリーのライブにも足を運んでいただけでなく、ドラッグ中毒になっていたビリーを救おうと、保釈金払ったり、精神病院のお金払ったり、献身的だったよう。
しかし、ビリーの中毒は結局治ることはなく、さらにタルラー自身、女優として売れていてクリーンなイメージを保ちたかったという背景も手伝ってか、1952年頃には、二人の仲は悪化してしまいました。
※ちなみにタルラーは、一度もバイセクシャルということを公言していない。
バイセクシャルなジャズシンガー「ビリー・ホリデイ」まとめ
私が始めてビリー・ホリデイを聴いたのは、20代になったばかりの頃でした。
その時は、「渋い声だな〜」くらいしか感じられなかったんですよね。。
でも、30代になった今聴くと、体の奥の方に響いていくるこの感じ、なんだこれ、やっぱビリーホリデイの歌声って凄まじいんだな…って感じてます。
maLuco
しばらくは、ビリーホリデイの音楽漬けになるかも。
CDももちろんありますが、Apple Musicとかにも、彼女の曲たくさん入ってるので、気になった人は聴いてみてくださいね!
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