レインボーといえば、LGBT。
この事は、今では、多くの人に知られています。
LGBT関連のイベントでも、必ずと言っていいほど、レインボーカラーのものを見ますよね。
でも、そもそも、なぜレインボーが、LGBTの象徴なのでしょう?
レインボーがLGBTの象徴となった理由
レインボーをLGBTのシンボルにしようと、最初に決めたのは、ギルバート・ベイカーという人です。
まだレインボーがLGBTカラーではなかった頃
「レインボー」という象徴がまだなかった頃は、
こういった、ピンク・トライアングルやブラック・トライアングルといったものを、象徴として使っていたそうです。
でもこれって、元々は、あのホロコーストで強制的に収容されていた人達で、ゲイやレズビアンだった人につけられていたマーク。。
そこで、新しいシンボルを作ろうということになって、ギルバート・ベイカー氏が、「レインボー」がいいんじゃないかって考え出したそうなんです。
レインボーがLGBTカラーとして使われ始めたのは、今から40年ほど前
実際にレインボーフラッグが最初に使われたのは、1978年とのこと。
サンフランシスコで開催されたパレード「Gay Freedom Day Parade」で使われたそうですよ。
さてさて、では、なぜ「レインボー」にしようと思ったかということですが、、
この曲、Judy Garlandの「Over The Rainbow」に、インスパイアされたという説もあるようですが、本人はインタビューでこう述べています。
何か美しいものが必要になった。ということで、虹というのはぴったりだったんです。パーフェクトでしたね。虹は自然で、神秘的で、そして美しい。
(引用元:wotopi)
由来は、虹の「美しさ」!
なんかシンプルでいいですよね。
空にかかる虹って、本当いいもんなあ。。
そういった「美しいもの」を、シンボルとして使うことにしたって、、素敵。
そして、このシンボルが、どんな感じで広まっていったかというと、
一瞬でしたよ。すぐに広まった。初めてレインボーフラッグが空に広がった瞬間から、誰もが虹こそ新しいシンボルだと理解しました。
(引用元:wotopi)
あっという間に広がったんですね。
でも、なんか分かるかも。
自分もその場にいたら、一瞬で理解した気がする。
それくらいなぜか説得力を持っているというか、スッと入ってくるというか。
ちなみに作った当初は、レインボーが8色だったそうです。
LGBTのシンボル、レインボーの意味と、6色の理由
それぞれの色には、こういった↑意味があるそうですよ。
ただ、ピンクとかはあんまり旗に使われる色じゃなかったいみたいで、
大量生産に対応するため、2色減らして、今の6色バージョンに変わっていったそうです。
レインボーというLGBTシンボルは、これからも愛されていく
それにしても、レインボーが、今でもなおLGBTのシンボルとして使われ続けてるって、凄いですよね。
しかも、全世界の共通言語になってる。
これって、本当すごい。
レイボーカラーのシンボルとしての凄いところは、とにかく目立つ!
そしてその鮮やかさから、ポジティブなエネルギーが出ているところ。
パワーがある。
レインボーというシンボルがあれば、言葉にしなくても、LGBTであることを表現できるし、
言葉がなくても、LGBTフレンドリーであることを教えてくれる。
レインボーというシンボルは、世界中のLGBTにパワーを与えてくれています。
街中とかで、こういったレインボーをみると、本当嬉しくなる。
もし、レインボーというシンボルがなかったら、どうなっていたんだろう?
LGBTの運動も、今のような勢いがなかったかもしれない。
レインボーを思いついたギルバート氏には、本当に感謝です。
ではでは、最後に、宇宙空間まで飛ばされた、レインボーフラッグの動画を。
レインボーは、今後もLGBTのシンボルとして、愛されていくことでしょう!