2019年6月現在で、同性パートナーシップ証明ができる自治体は、22!
かなり増えてきましたが、ほとんどの自治体のものは、法的効力のないものです。
そんな風に考える人も、いると思います。
しかし、本当に意味はないのでしょうか?
このページでは、そういった「法的効力のない同性パートナーシップ」のメリットとデメリットを紹介しています。
実際に、意味はあるのか、ないのか、一緒に考えてみましょう!
maLuco
目次
同性パートナーシップ証明のメリット
法的な効力がなくても、メリット、結構あるんじゃないかなって私は考えています。
具体的には、5つ!
順に、見ていきましょう。
同性パートナーシップのメリット①二人の絆が深まる
まず、二人の絆が深まる!
これが一番大きいんじゃないかな。
わざわざ公の機関に、二人の関係性を登録するってのは、ある程度の覚悟がなければできないですよね。
婚姻ほどじゃないけど、それなりの「節目」としての役割を持つものになるはず。
なので、登録すれば、目には見えないキズナといったものが、深まりそう!
同性パートナーシップのメリット②いざという時に役に立つ可能性はある
法的な効力はないと言いつつも、パートナーシップ証明書が何かの役に立つ可能性はあると思います。
例えば、医療の現場で「親族以外は面会できません」なんて言われてしまった場面を、想像してみてください。
そういった場面で、もしパートナーシップ証明書を見せたら、お医者さんも考え直してくれるかもしれません。
(実際どうなのかは分かりません。想像です!)
法的効力はなくても、人の心を動かす力はありそうな気がします。
同性パートナーシップのメリット③同性カップルの存在を、社会に主張できる
それから、社会的主張にもなり得る、というのも一つのメリット。
パートナシップの登録数が増えれば増えるほど、同性カップルの存在は可視化されていきますよね。
って捉えられることになれば、大きな意味があります。
自分の行動が、一つの社会的主張になる、ということです。
同性パートナーシップのメリット④二人の思い出になる
それから、二人の思い出になる、といった面もあるんじゃないでしょうか。
とか、おばあちゃんになってから、二人で語れるかもしれません。
同性パートナーシップのメリット⑤レアな体験となる
同性パートナーシップ制度の多くは、同性カップルしか使えません。
(※そうでない自治体もある)
これはある意味、レアです。
同性カップルにしか、体験できないものです。
さらに言えば、同性間でも結婚できるようになれば、パートナーシップ制度がなくなる可能性もあるので、
「今」しか使えない制度になるかもしれません。
そして、「同性パートナーシップに登録してた人」ってのも、レアな存在になりえます。
2019年春、登録しているのでは、400組くらいです。
つまり、日本に800人しかいません…レアな存在!
(何の役にも立たない可能性高いけど笑)
同性パートナーシップ証明のデメリット
では、逆にデメリッットも見ていきましょう。
同性パートナーシップのデメリット①公にカミングアウトすることになる
一番はやっぱり、「公にカミングアウトする」、ってことになっちゃうことです。
これに抵抗を感じる人、結構いるんじゃないかな。
でも、登録していることが他言されることはないとのことなので、そこまでビクビクする必要はないんじゃないかなって思いますが、どうなんでしょう。
同性パートナーシップのデメリット②手続きが意外と面倒かも
自治体によっては、住民票が必要だったり、登録日の調整だったり、意外と面倒な作業が発生する可能性が、あります。
同性パートナーシップのデメリット③引っ越したら意味なくなる
今のところ、パートナーシップ制度は限られた自治体の中だけでの制度なので、
その自治体から引っ越ししてしまったら、意味なくなっちゃいます。
ってなっちゃう人もいるかもしれません。
(まあ申請する段階、引っ越したらそうなることは分かると思いますが)
同性パートナーシップに意味はある?まとめ
以上、法的効力のない同性パートナーシップ制度に意味はあるのかないのかということで、制度のメリットデメリットを見てきました。
考えようによっては、メリットも結構ありますよね。
私は、そんな深く考えないで、もし登録できる自治体にいるなら、やっておいても損しないんじゃないかな〜って考えです。
むしろレアな体験できて良さそうですよね。
maLuco
ってことで、我が家も検討中です。
これから登録しようか迷っている人は、ここで挙げたようなメリットデメリットを、ぜひパートナーと話し合ってみてくださいね!