人類の歴史を学びつつ、固定観念を覆してくれる本【サピエンス全史】

人類 歴史 本

私、学生の頃は、世界史が苦手でした。

でも、大人になった今、世界史、というか人類の歴史に興味を持ち始めました。

ということで、良い本ないかなーって探していたところ、

人類の歴史を俯瞰的に学べる「サピエンス全史」という本に出会い、読んでみたのですが、、

これが、めちゃくちゃ面白かった…!!

「サピエンス全史」は、30カ国以上で発売されている、世界的なベストセラー。

上下巻と2冊に分かれていて、結構な厚さの本なのですが、思いっきり引きこまれてしまいました。

maLuco

就寝前の時間にちょっとずつ読み進めたのですが、なんど寝不足になったことか…笑

ということで、イスラエルの歴史学者が書いた、この「サピエンス全史」がなぜそんなに面白いのか、ご紹介します!

サピエンス全史は、人類の歴史を教えてくれる本

「サピエンス全史」は、タイトル通り、ホモ・サピエンスの歴史を、流れに沿って教えてくれます。

・7万年前の認知革命
・1万2000年前の農業革命
・500年前の科学革命

この3つのトピックをメインに、この先の未来の話にまで及びます。

読み終わって思ったのですが、学生の頃、この本を読んでから世界史を学びたかった笑

そしたら、覚えるべき暗記事項が、スッと頭に入ってきたハズ。

それくらい人類の歴史を、1つのストーリーとして、ワクワク教えてくれます。

しかも、歴史上の色々なトッピクにおいて、自分が持っていた考え方は、かなり一面的でもしかしたら間違っていた可能性さえあるんだな…と気がつかせてくれます。

人類の歴史を教えてくれる本「サピエンス全史」は、私の固定観念をいくつも覆してくれた

「サピエンス全史」は、読めば読むほど、「え!」って感じで、心臓バグバグしてきます。

なぜかというと、固定観念を次々と覆されるから。

具体的にどんな話が繰り広げられるのか、いくか印象的だったものを、ご紹介します。

人類の歴史で学んだこと①私たちホモ・サピエンスは、想像以上に悪いヤツだったかも

ホモ・サピエンス

昔々、人類には、ホモ・サピエンス以外にもヒト科(例えば、ネアンデルタール人)は存在しました。

で、なぜ私たちホモ・サピエンスが生き残っているか?

これには、「交代説」と「交雑説」という、の2つの説があります。

交雑説では、ホモ・サピエンスと他の人類種は、交わり一体化していったことになってます。

一方、交代説だと、ホモ・サピエンスは、他の人類種と相容れず、大量虐殺さえしたかもしれない、と。

maLuco

人類って、てっきり和やかに1つの「人類」となったのかと、私は思ってました。。

人類の歴史で学んだこと②人類(ホモ・サピエンス)が、虚構を語る能力があったから、トップに君臨できた

人類が、この地球という星でトップに君臨しているのは、いろいろな理由があります。

まず、「火」を手なずけたこと。

火を手なずけたことで、調理が可能になって、より多くの種類のものを食べられるようになりました。

その結果、大量にエネルギーを消費する「腸」に負担をかけないで済むようになり、その分、同じく大量にエネルギーを消費する「脳」を成長させることができたという説。

それから、言語。これも人類にとっては、他の生物と差をつけた理由の1つ。

でも、他の動物でも、コミュニケーションするための「言語」を持っている動物もたくさんいますよね。

じゃあ人類と、他の動物との差は、何だったかというと、

それは、「虚構」について語る能力。

人類は、想像上のものでしかない「虚構」について語ることができました。

これが、すごくすごく大きかった。

その結果、何万、何億という人々をまとめ上げることができて、帝国を築くことができました。

「虚構」とは、「宗教」「国民」「お金」「人権」「法律」「正義」「会社」などなど。

こういった実体のないものを語ることで、大量のヒトという生物をコントロールできるようになったんですね。

これ、本当面白くないですか?

つまり、私たち人類は、結果として、認知革命以降、ずっと二重の現実の中で暮らし続けてるってことです。

人類の歴史で学んだこと③農業革命は、史上最大の詐欺だったのかも

農業革命

狩猟採集時代は、寿命が短かかったり、グループに馴染めない人間には生きづらい世界ではあったものの、精神的に実りの多い時期であったとも言われています。

一方、その後に続く農業革命は、小麦やジャガイモなどの植物種にホモサピエンスは逆に家畜化され、満足度の低い生活になってしまいました。

つまり、より快適な暮らしを求めた結果、多くのものに束縛されるようになってしまったと。

ホモ・サピエンスの進化上は成功しているけれど、個人個人で考えると、実は幸せではなかったよね、って話。

なので、農業革命は史上最大の詐欺だったと。。

maLuco

そんな風に考えたこと一度もなかった…

人類の歴史で学んだこと④家父長制度が、ずっと標準である理由は分からない


なぜ、人類は、ずっと家父長制度を標準としているのか?

この話も結構面白かったです。

よくある「理由」を、この本では論破してます。

例えば、男性の方が体力があるからという理由。

これは、オカシイと。

女性でも体力ある人は存在するし、むしろ畑仕事や家事など、より体力を使う仕事を引き受けてきています。

逆に、政治や法律などの男性が占めている仕事の方が、実は体力使わないですよね。

そう、人間の社会では、実は体力と権力は全く比例しません。

例えば、20代の人の方が60代の人よりも体力あるのに、権利を持っているのは、60代の方ですよね?

そんな感じで、男性優位な社会が成り立つ論理的な説明って、一個もできないらしい。。

maLuco

いやー不思議。じゃあなんで男性優位な社会がずっと続いてきたんでしょうね…不思議。

人類の歴史で学んだこと⑤核兵器の存在が、平和を推し進めている説

さて、続いての話は、人類の脅威と言われている、核兵器

現在、この核兵器の存在が、逆に平和を促進しているという、面白い見解もありました。

どういうことかというと、大量虐殺が可能な核兵器が存在することによって、平和主義が促進されます。

そして、交易が盛んになる。

すると、平和の利益や戦争の代償がますます大きくなってくる。

その結果、一国がわざわざ戦争をするメリットというものがどんどん無くなってきていると。

maLuco

確かに…

ホモ・サピエンスはいずれ消滅する

それから、テクノロジーの発達とともに、今ある「ホモ・サピエンス」はいずれ消滅(進化)する可能性が高いって話もありました。

どんな形になるかは、定かではないけれど、その流れを私たちには止めることはできない、と。

バイオニックアーム(思考で動かす人工腕)やインター・ブレイン・ネット(集合体の心)などの話をしつつ、私たちはいずれ次の次元に進んでいくだろうという話。

maLuco

ホモ・サピエンスは永遠の存在じゃないんですよね…ちょっと恐怖すら感じるテーマですが、かなりワクワクします。

人類の歴史を俯瞰的に知ることができる本「サピエンス全史」、まとめ

以上、いくつか、私が「サピエンス全史」から学んだ、面白かったトピックをいくつか羅列してきました。

こんな感じで、「サピエンス全史」には、常識だと考えていたようなことを破ってくれる話が盛りだくさんです!

この本読んで一番強く心に残ったのは、私は、すごく狭い時代の常識をもとに、いろんなことを考えている自分がいるんだなということ。

ますますもっと色んなことを知りたいな、って思わせてくれる本でした。

人類の歴史を俯瞰的に学べつつ、固定概念をバンバン覆してくれるので、本当に本当にオススメ。

目の前の景色、変わってきます。

常識を覆されたい、そんな人はぜひ読んでみてください。