パートナーシップ導入が決まった群馬県の「大泉町」って、どんな町?

大泉町 パートナーシップ

2019年1月1日、日本で同性パートナーシップ制度を導入する自治体が、1つ増えます。

その自治体は、群馬県大泉町

大泉町は、「町村」でパートナーシップ制度を導入する、初の自治体となりました!

パチパチパチ!

maLuco

…でも大泉町って、どんな町なんだろう?

ということで、今回初めてその名前を聞いた「大泉町」について、ちょっと調べてみることにしました。

「町村」と、「市」の違いは?

まず、「町村」と「」の違いを、確認しておきましょう。

「市」というのは、例えば、

・人口5万人以上であること

などの条件をクリアしたエリアです。

それ以外は、町村になります。

MEMO
「区」は、また別ですね。簡単に言っちゃうと、「市」よりも、もっと人が多いエリア。

つまり、「町村」は、人口の少ない自治体となります。

今回の、大泉町の人口は、およそ4万人

町村の中では、そこまで人口が少ないエリアではないと思いますが、

それでも、すでに同性パートナーシップ制度を導入している他の自治体と比較してみると↓

市区町村 人口
渋谷区 22万
世田谷区 90万
伊賀市 9万
宝塚市 22万
那覇市 31万
札幌市< 195万
福岡市 153万
大阪市 269万
中野区 32万

大泉町、やっぱ小さい町なんですよね。 

なぜ「町村」でパートナーシップが導入される事になったのか

そんな小さな規模の自治体で、なぜ「パートナーシップ制度」が導入されることになったのか。

気になりますよね。

やっぱり、人口の「多い」自治体の方が、先進的な動きを見せる、ってイメージがあるので。

差別の撤廃を目指す条例があるから

まず、大泉町は、平成29年3月31日「あらゆる差別の撤廃をめざす人権擁護条例」というのを施行しています。

大泉町の村山俊明町長は、記者会見で、

この条例の理念を考えれば、パートナーシップ制度が不可欠だ。

と発言さていたそうです。

いや、素晴らしい。

でもだからと言って、なかなかやれることではないと思うんですよね。

頭の固い人たちからの、反対意見も出てくるだろうし。。

大泉町は、そもそも多様性のある町だった

で、さらに調べてみると、大泉町は、外国人の方が7千人以上いる自治体だということが分かりました。

数で言うと、そんな多く感じないかもしれませんが、大泉町の人口からしたら、かなりの割合ですよね。

具体的数字で言うと、、約18%

日本では珍しい、多様性のある町なんですね〜。

で、そのうちの半数以上が、ブラジル人とのこと。

大泉町は、ブラジル色が強いってSNSなどで見かけたのは、これが理由だったんですね!

※ちなみに、ブラジルは、同性婚できる国です。

大泉町 多様性

大泉町観光協会のウェブサイトには、「国際線に乗らず外国を体感できる多文化の町へようこそ」という文言が踊っています。いいキャッチコピー!笑

今回、パートナーシップ制度を導入して、さらに多様性を邁進させていこう!という想いがあるのかもしれません。

公正証書作成費用を助成!!?

私が、大泉町のパートナーシップ制度で一番ビックリしたのが、

「パートナーへの遺産贈与などについて記した公正証書作成にかかる費用を助成するなどの支援策を検討する。」
(引用元:日本経済新聞

というもの。

こんな支援策、聞いたことなくないですか?

公正証書って、作るのに、まあまあお金がかかるんですよね。

なので、その公正証書の作成費用を助成してくれるってのが、現実的に一番ありがたい制度かもって感じます。

まだ検討中ぽいので、ぜひ前向きに進んで欲しいですね!

大泉町のパートナーシップ制度のカタチ

大泉町のパートナーシップ制度の仕組み自体は、他の自治体とほぼ同じ。

宣誓をすることによって、「パートナーシップ宣誓書受領証」と「宣誓書の写し」が貰える形です。

いわゆる、世田谷方式ですね。

で、この「宣誓書」を提出すれば、「町営住宅」への入居が認められるようになるそうです。

まとめ

こんな小さな町で、なぜパートナーシップ制度が導入できたのか。

私は、大泉町について調べていくうちに、「ベンチャー企業」というワードが頭に浮かびました。

ベンチャーのように、”小規模”のチームだからこそ、早い動きができたんじゃなかろうか、と。

そんなことを考えました。

そんな大泉町のパートナーシップ制度、

・果たして、どれくらいの人が利用するのか?
・公正証書作成費用の助成の支援策は、本当に実現するのか?

この辺、また動きがあったら、追っていきます!