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同性カップル証明書が、日本で動き出した理由【週刊LGBT】

LGBT ニュースさあ今週も元気に、LGBTニュース週刊まとめ【2015/02/14〜2015/02/20】いきましょう。

まとめと言っても、今週も前回に引き続き渋谷区の同性カップル証明書について1本絞り!この素晴らしき「動き」は、一体どのように始まったのか、そしてその後の動きはどうなっているのか、一緒に追っていきましょう!

渋谷区でどうして同性カップル証明書が検討され始めたのか

まるで突然のように降り注いできた、渋谷区の今回のニュース。報道は突然だったけれど、もちろんそれまでに「誰か」が「何か」をやってくれていたからこそ、今回の証明書の動きがあるわけで。そこのところ、知りたいですよね。

①始まりは、渋谷区議の長谷川健さんの提案

渋谷区にもLGBTの方が多く住んでいますし、海外に行けば、彼らのあり方は普通のことです。『人権、人権』と強く主張するというよりも、それが『普通』のことだという空気にしたい。渋谷が国際都市であるというからには、まず渋谷からそれを実現したいと思い、提案しました。
(引用元:huffingtonpost

健さん、素晴らしい!凄い良い事言うなぁ。彼は、LGBT当事者たちから実際に悩みを聞いて、「証明書の発行」を思いついたそう。

そして、2012年の議会で提案。それが今回の動きの発端とのこと!健さん本当にありがとうございます。

②続いて、これまた渋谷区議の岡田マリさんの後押し

・1989~91年までアメリカのマサチューセッツ州に留学をしていた頃、大学のキャンパスにはゲイやレズビアンの学生や職員がいました。

・その後、日本に帰国した当時からも当事者である友人たちがいましたが、彼ら・彼女たちは日常生活において、窮屈さがあるようでした。

・この渋谷が、可能な限り、可能な範囲で証明書発行等にまずは取りかかって、日本を動かす大きな一歩になればいいなというふうに思っています。
(引用元:岡田マリ公式サイト

海外留学中に、肌で感じた多様性が彼女を動かしたんですね。健さんの提案から始まり、マリさんが後押ししてくれたおかげで、しっかり形になったわけです。

こういった区議さんがいてくれるなんて、日本も捨てたもんじゃない。マリ姉さん、ありがとうございます!

東京都知事の舛添要一氏は、かなりポジティブな反応

さてさて、始まりは分かったとして、政界の大物達はどんな反応なのでしょう。

・性的指向が異なる方々はいっぱいいる。偏見や差別はあってはいけない

・条例案が通過して1年経過後にフォローアップし、プラスマイナスを検証した上で国民的合意を得ていかないといけない
(引用元:産経ニュース

舛添さん、これかなり前向きな発言じゃない?心強いです!石原さんとかだったら、こんなこと絶対言わなかったですよね。。

安倍首相はどうなの、相変わらずダメダメな感じ?

18日の参院本会議で、「日本を元気にする会」代表の松田公太氏が、安倍首相に以下のように質問。

「憲法24条は同性婚を認めるうえで問題となるとお考えでしょうか。なるとお考えの場合は、憲法改正の候補として検討されては如何でしょうか?」

すると、安倍首相は、

「我が国においては、法律婚を尊重する意識が国民の間に幅広く浸透しております。事実婚にどのような法的保護を与えるべきかは、このような国民意識を踏まえつつ、それぞれの法律の趣旨や目的等に照らして検討すべきであり、これを一概に論ずるのは相当でないと考えております。」

と答えましたとさ。ふぅ、、相変わらず。

まあでも、安倍首相は予想通りだから置いておくとして、注目すべきは、国会で今回の発言をしてくれた松田公太氏。彼は、なんとタリーズコーヒージャパン創業者でもあるとのこと。いやいや優秀な方なのですね。今後も頑張って欲しいです!本人ブログ記事で、さらに彼の想いを知る事ができます。

渋谷区以外の動きも大注目

前回の週刊ニュースでも書いたように、東京の他の区でも、渋谷を追う形が期待できます。

世田谷区は、区長も前向きな回答

例えば、世田谷区の上川あや区議は、「同性カップルを夫婦と同等に認めるように求める要望書」を、3月上旬に区長に提出。

どうやら昨年の9月に、世田谷の区議会で「同性パートナーシップを何らかの形で認めてほしい」という趣旨の質問をしたらしいのですが、そのとき世田谷区長は前向きな回答をしたそう!望みアリ!

 「ただ公のお墨付きが欲しいだけなんです。国勢調査からも除外され、住居すらままならない人々の権利を取り戻したい」(引用元:スポーツ報知

頑張ってくれてるのは、渋谷区だけじゃないんです。

石川大我さんも、黙っちゃいない。

レズキャッチでも何回か取り上げている石川大我氏。彼もまた今回動いてくれている一人で、豊島区の担当者と面会して、渋谷区と同様の取り組みを検討するように要望したようです。

「以前から、渋谷と同じような証明書を発行してほしいと要望してきた。さらに検討を進めていただきたい」(引用元:nikkansports

やっぱり頼りになりますな、兄さん。しかも、4月の豊島区選に再び立候補するかもとのこと!ワクワク。

実は東京だけじゃないんです。横浜市も具体的支援策を検討

なんと、横浜市長の林文子さんは、今回の渋谷区の条例を「とてもいいこと」と評し、横浜市も検討していくことを明らかに。

「強い結びつきを持っている同性カップルは少なくない。日本経済の活性化のためにも、社会で受け入れていくことは大事」(引用元:朝日新聞

東京だけじゃなかったんですね。横浜も住みたい町だな〜。

今週のLGBTニュースまとめ

渋谷区が決まったら、その後に続く地区がどんどんと増えていく、そんな絵を見たい。もちろん最終的には、国全体が動いて欲しいですが!

そこで大事になってくるのは、国民の空気。で、その空気感を反映しているかもしれない、前回も記事に載せた、Yahoo!の意識調査。「渋谷区の同性カップル証明書、どう思う?」まだ、投票続いてます。

意識調査(2015/2/20 22:45現在)

先週よりも、「歓迎する」減っちゃってます…。何か悔しい。
あなたもこの悔しさ感じたならば、レッツ投票。

      2016/11/10

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