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【月の瞳】レズビアンとノンケの恋愛映画

月の瞳 レズビアン映画

ふと見回すと、娯楽商品のストーリーは、男女の恋愛物語で溢れている。当たり前のように、いつでも主人公は、男と女。

私は、私は、私は、、、レズビアンの物語が観たいぃぃ…!

ということで、レズビアン映画である、「月の瞳」を借りて来ました。ザッとネットでの評判を見た限り、期待出来ると思ってのチョイスです。

月の瞳は、どちらかというとアート寄り作品。

1995年に製作された、カナダの映画。
原題:When Night Is Falling
監督:パトリシア・ロゼマ
時間:94分
レズキャッチ評価:★★☆☆☆

原題と邦題の違いを突っ込みたい気持ちは抑えまして、

まず、ご覧の通りDVDジャケットが美しい。ワインレッドに映えるますね、女性の体は。燃えるような「愛」と「憎しみ」がそこにはあるに違いない!と、90分でどうまとめてくるのかなぁ〜、とウキウキ期待で再生ボタン。

(ふむふむ、主人公2人とも綺麗な顔立ち…)

(一人はノンケで、一人はレズな設定なのね)

(あら、ノンケの方は神学校の教師、、皮肉だわ〜)

(…ん、あれ、、)

(…ん、あれれ眠い)

まあ、そこまでつまらないわけではなかったのですが、ただ、物足りなかったです。私は激しく感情を揺さぶられるものを求めていた方かもしれません。だからこんなもんかと思ってしまったんでしょう。そもそも90分と短いからか、話の持って行き方が、わりと強引でした。

でも、おそらくこの映画の楽しみ方は、そのアート性。特にサーカスの描写は美しく、味わい深いです。

同性を愛してしまう自分に対する戸惑い

こちら↑の予告編観ただけでも、そのアート的な感じは読み取れるんじゃないでしょうか。ストーリー自体はそこまで凝ったものじゃないのですが、印象的なセリフがあったりします。

上の予告編にも出てくるセリフですが、

「彼女は私の無言の問いに対する答えなの」

ほとんどの同性愛者は、みんな最初は自分のことノンケだと思ってますよね。自分は同性愛者だと生まれながらに自己認識を持っている人はいないわけです。そして、あるとき同性に惹かれる自分に気が付くわけです。

同性に対する抗えない、衝動。異性には感じることのなかった、その衝動。この映画を観ると、あなたもその衝動を思い出すかもしれません。

同性を好きになることに対する葛藤は、いつまで作品に反映され続けるのか。

この映画がカナダで制作されたのは、1995年。
それから10年後の2005年、カナダでは同性結婚が制定。
そして更に10年後の2015年は、もう来年。

同性婚が制定されてから既に10年経つ国。そこに住む国民の意識って、どう変わっているんでしょう。「同性を好きになることに対する葛藤」が必要のない国に、カナダはなっているのでしょうか。「同性を好きになることに対する葛藤」が、描写される映画は、今も作られ続けているのでしょうか。そんなことを思いました。

      2017/10/07

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